石垣島〜台湾を結ぶ新フェリー「やいま丸(YAIMAMARU)」|Yaima Lineの最新情報と歴史

コラム

石垣島〜台湾を結ぶ新フェリー「やいま丸(YAIMAMARU)」|Yaima Lineの最新情報と歴史


やいま丸(YAIMAMARU)の歴史

「やいま丸」として石垣〜基隆航路に就航するこの船は、実は長い経歴を持っています。
もともとは日本国内で「さんふらわあ くろしお」として、大阪〜高知〜別府を結ぶ航路に就いていた大型フェリーでした。その後、韓国のパンスターフェリー社に売却され、「パンスタードリーム」と改名。釜山〜大阪を結ぶ国際フェリーとして、多くの旅客と貨物を運んできました。

2024年11月に石垣市が中心となって設立した「商船やいま」がこの船を取得し、2025年6月には正式に引き渡しを受けます。そして新しい船名「やいま丸(YAIMAMARU)」と名付けられ、同年8月には台湾・基隆港に到着。台湾国際造船(CSBC)で整備を開始し、石垣〜基隆という新しい国際航路へと生まれ変わる準備が進められています。


「やいま丸」の名前の由来

「やいま」は八重山を指す言葉で、地元では「八重山方言(やいまむに)」という言葉も使われています。

シンプルにやいま(八重山諸島)をつなぐ船という由来が感じられますね。

八重山諸島だけではなく、台湾と日本をつなぐもう一つの手段としても期待大です。

船内設備

以前のパンスタードリームとしての船内設備ではレストランや大浴場をはじめ、ステージやラウンジまで備えられていたようです。

以前も国際フェリーとして働いており、大きな船なので快適性と安定感はあるように思えます。

8月頃のフェリーの様子は

から確認できます。

※まだ、パンスタードリームの姿です。


もともと2025年9月就航予定でしたが、 現在は台湾の港に入っているようで、造船から約28年ということもあり設備の老朽化などで就航時期の遅れが発生しているのかもしれません。

「やいま丸」の就航は、石垣島と台湾をつなぐもので 飛行機に比べて時間はかかるものの、船旅ならではの快適さや非日常感を味わえるのが魅力。
正式な運賃・運航スケジュールは調整中ですが、公開され次第公式サイトで確認できます。

👉 最新情報:Yaima Line 公式サイト

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